地域交流
非認知能力という言葉をご存知でしょうか?
これは、テストの点数や運動能力のように数値で測れる力ではなく、思いやりや協調性、自分の感情を整える力、困難に向き合う力など、社会で豊かに生きるために大切な力のことを指します。
砂泊誠秀(すなどまり かんしゅう)先生は、1923年に鹿児島県で生まれ、若い頃に合氣道の開祖・植芝盛平(うえしば もりへい)の直弟子として修行しました。その後、1953年に熊本市で九州初の合氣道専門道場「万生館道場」を開設し、熊本を中心に福岡や鹿児島、長崎、宮崎など九州各地に合氣道を広めました。1961年には合氣道9段を允可され、九州での合氣道普及に大きく尽力しました。
砂泊先生は、合氣道の根本である「合氣とは愛なり」という開祖の精神を体現しようと、生涯を通じて「呼吸力」という独自の技法と稽古体系を追求しました。力に頼らず相手と心や身体を調和させる在り方は、他者への思いやりや自分自身を落ち着かせる力、困難な状況でも柔軟に対応する姿勢を育むものでした。
このような教えは、まさに現代で求められている非認知能力そのものの育成につながります。合氣道の稽古を通して、相手を尊重し、自己を整え、他者と調和する力を培うことができます。
合氣道ひの心 福津道場では、砂泊先生が九州で築いた合氣道の伝統と教えを大切にしながら、年齢や経験を問わず、誰もが安心して心と身体の成長を目指せる場づくりを行っています。